不動産売却のコツ
2024/5/26
不動産を売るための広告媒体
不動産の販売をする際には、その不動産にあった販売方法があると考えます。
例えば、高齢者が求めるエリアの不動産であれば、ネットなどで販売するのではなく、新聞折込チラシなどの紙媒体を多く使って販売活動を行ったり、逆に若い方が多い場合は、スーモ・アットホーム等ポータルサイトなどのネットでの販売活動やSNSを使った販売活動を多く使うといったことです。
ここでは、一般的に行われる広告媒体について説明します。
【新聞折込チラシ】
その名の通り新聞に挟まれている広告チラシです。
不動産広告としては、昔からある広告方法の一つです。
新聞を取られている方には、不動産情報を届けることができますが、取っていない方には情報を届けることができません。また、最近では新聞を取らない方も若年層を中心に多くなっています。
【ポータルサイト(スーモ・アットホーム・ホームズ等)】
スマートフォンの普及によって不動産情報をネット掲載することが多くなりました。そんな中でも不動産情報をまとめたポータルサイトを見て探す方が多いです。
以前までは、ネットから不動産情報を探すのは若い層が多い傾向にありましたが、最近では高齢者の方でもスマートフォンを所持しているのでこれらポータルサイトから不動産を探す方が多くなっております。
今では、写真だけでなくパノラマ画像や動画なども掲載できるようになっており、自宅に居ながら遠方の物件を見ることができるようにもなってきています。
【情報誌】
地域によって違いはありますが、不動産情報誌やその地域の情報誌などです。
新聞折込チラシとは違い新聞を取っていない人でも、定期的に無料投函されたり、自由に持って帰れるようにスーパーなどに置いてあることが多いです。
【SNS(Facebook、Instagram等)】
最近では、不動産会社が何かしらのSNSを使って不動産情報を提供していることが多くなってきております。
SNSでは、ハッシュタグをつけて不動産に興味のある人だけに情報を見てもらったり、限定した地域の興味のある方だけに情報を見てもらったりすることができます。
また、写真だけでなく動画で情報を流すことも増えてきています。
【ホームページ】
今では、各不動産会社はホームページを持っていますが、他のネット上の広告に比べ、ホームページではあまり多くの費用をかけずに多くの情報を掲載することが出来ます。
【物件にあった広告媒体を選ぶ】
不動産を売りたいときには、不動産会社に物件の販売活動を依頼することになりますが、自分の不動産があるエリアがどういったエリアなのか、どういった方が購入を検討してくれるか、などを考え、不動産会社に載せてほしい広告媒体を伝えるのも良いかと思います。
広告媒体によって、その広告を見る層が異なったり、情報の提供範囲や提供数が異なったりしますので、ちょっと考えてみるのも良いかもしれませんね。