不動産売却のコツ
2024/11/18
不動産売却のタイミングと時期を考える
エンゲル係数
エンゲル係数とは、家計の消費支出に占める食費の割合のことをいいます。
このエンゲル係数が、2024年8月に30.4%と2000年以降では過去最大となりました。
物価高騰が世間では騒がれておりますが、食費が上がっていることも統計でわかったということです。
このエンゲル係数は、一般的に数字が低いと生活水準が高いといわれております。
消費支出が上がっても、その分賃金が上がれば、数字が下がることもあります。
この記事を書いている2024年11月時点では、物価高騰をカバーできるほど賃金が上がっていないことがわかります。
不動産売却において考えられる影響
収入が期待するほど増えず、食費が上がっているということは、他の支出を削減するということになると思います。
そこで考えられることは、住宅に係る費用の削減です。
例えば、月々の住宅ローンを減らすために価格の安い物件にすることなどが考えられます。
また、住宅の購入を収入が上がるまで、若しくは、物価高騰が落ち着くまで待つということも考えられます。
今後、物価高騰の改善、若しくは、賃金の上昇が行われないと不動産価格が下落するということも考えられます。
不動産売却は、このような社会の状況に大きく左右されることがあります。
不動産売却のタイミングや時期をしっかりと考えることが大事です。